Webサイトを制作したいと思っていても、「どんなデザインにすればよいのか分からない」「自社の魅力をどう表現すればよいのかイメージが湧かない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
Webサイトの印象は、色や写真、文字の使い方など、さまざまな要素の組み合わせによって生まれます。
今回は、デザインの方向性を考える際に注目したいポイントや、参考になるWebサイトの探し方をご紹介します。
Webサイトの印象を左右する6つのポイント
Webサイトのデザインを考えるときは、単に「おしゃれ」「かっこいい」といった印象だけでなく、どのような要素がその印象を生み出しているのかに注目してみましょう。
① 色|ブランドのイメージを伝える
色は、Webサイトを見たときの第一印象を左右する重要な要素です。
例えば、青やネイビーは誠実さや信頼感、暖色系は温かみや親しみやすさ、黒を基調とした配色は高級感や洗練された印象につながります。
企業のコーポレートカラーを取り入れるのはもちろん、伝えたいイメージに合わせて色の組み合わせや明るさを調整することも大切です。
② フォント|文字の種類でも印象は変わる
デザインを考える際、意外と見落としがちなのがフォントです。
例えば、ゴシック体は現代的で親しみやすい印象、明朝体は上品で落ち着いた印象を与えます。同じ書体でも、文字の太さや大きさによって、力強さや繊細さを演出できます。
また、英語のタイポグラフィをアクセントとして使ったり、縦書きを取り入れたりと、文字の配置や見せ方にもさまざまな工夫があります。
伝えたい内容を読みやすくすることと、ブランドらしさを表現すること。その両方を意識してフォントを選んでみましょう。
③ 写真|商品の魅力やブランドの世界観を伝える
写真は、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えるだけでなく、サイト全体の雰囲気をつくる役割も担っています。
例えば、自然光を生かした柔らかな写真はナチュラルな印象に、コントラストの強い写真は力強く印象的な雰囲気につながります。
商品の特徴が伝わる写真や、ブランドの世界観に合ったビジュアルを用意することで、Webサイトの印象も大きく変わります。必要に応じてプロのカメラマンに撮影を依頼することも、選択肢のひとつです。
④ コンテンツ|誰に何を伝えたいかを考える
デザインの方向性を決めるうえでは、掲載するコンテンツも重要です。
例えば、商品の魅力を伝えるサイトなら写真や商品紹介を充実させる、採用サイトなら社員インタビューや働く環境を紹介するなど、目的によって必要な情報は異なります。
「誰に、何を伝え、どのような行動につなげたいのか」を整理すると、必要なコンテンツやページ構成が見えてきます。
見た目のデザインだけでなく、サイトを訪れた人にどのような体験をしてほしいかも考えてみましょう。
⑤ 装飾・動き|Webならではの表現で個性を出す
図形や線、イラストなどの装飾は、サイトに個性を加え、ブランドの世界観を印象づける要素です。
また、スクロールに合わせて写真が動いたり、マウスを重ねるとボタンの色や形が変化したりするアニメーションも、Webサイトならではの表現方法です。
こうした動きを取り入れることで、情報を印象的に見せたり、操作する楽しさを生み出したりできます。ただし、動きが多すぎると情報が伝わりにくくなることもあるため、サイトの目的に合わせて取り入れることが大切です。
⑥ 余白|情報の見せ方で空気感をつくる
余白も、Webサイトの印象を左右する大切な要素です。
写真や文字の周囲にゆったりと余白を設けると、落ち着きや高級感を演出しやすくなります。一方、情報をコンパクトに配置すると、活気や情報量の多さを感じさせるデザインにもできます。
また、余白には、情報を整理して読みやすくする役割もあります。要素同士の間隔や、文字と写真の配置など、細かな違いにも注目してみましょう。
参考サイトからデザインのヒントを見つけよう
デザインのポイントを知っていても、いざ自社のWebサイトに落とし込もうとすると、具体的なイメージが湧かないこともあるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、実際のWebサイトを参考にすることです。
さまざまなサイトを見比べながら、「この色使いが好き」「写真の見せ方が印象的」「文字の配置がかっこいい」と感じた部分を見つけていくと、自分たちが目指したいデザインの方向性を整理しやすくなります。
ここでは、参考にしたいWebサイトを4つ取り上げ、それぞれのデザインの工夫と注目したいポイントをご紹介します。
① BOTANIST 季節限定商品LP|写真や配色で世界観を表現

https://botanistofficial.com/special/limited/25tomato/
BOTANISTの季節限定商品を紹介するランディングページ(LP)です。
注目したいのは、トマトを連想させる配色や、丸みのある図形を取り入れたデザインです。写真の見せ方も含め、商品のコンセプトに合わせた表現が随所に取り入れられています。
色や形、写真などの要素を組み合わせることで、商品の魅力やブランドの世界観を視覚的に伝えています。
商品やサービスの特徴を印象的に伝えたい場合や、特定のコンセプトに沿ってデザインを考えたい場合に、参考になる事例です。
② OPEN RISE ブランドサイト|文字や余白で洗練された印象に

https://open-rise.jp/
OPEN RISEの不動産ブランドサイトです。
明朝体や細めのフォント、ゆとりのある余白を生かすことで、落ち着きのある洗練された印象に仕上げられています。
余白を広く取ることで、情報を詰め込みすぎず、ひとつひとつの要素を引き立たせています。装飾を増やすだけでなく、文字の配置や余白の取り方を工夫することでも、サイトの個性を表現できます。
落ち着いた雰囲気や信頼感を大切にしたい企業サイトなどを考える際に、ヒントになるデザインです。
③ 越前信用金庫 採用サイト|遊び心のある装飾で親しみやすさを演出

https://www.shinkin.co.jp/echishin/recruit/
越前信用金庫の採用サイトです。
全体的にポップで親しみのあるサイトになっており、遊び心のある装飾が印象的なサイトです。
特に注目したいのは、文字のデザインや見せ方です。フォントの種類や大きさ、配置によって、サイト全体の雰囲気が変わることが分かります。
先ほどご紹介したフォントによる印象の違いを感じられる部分があるので、そこに注目して見るのもいいかも知れません。
親しみやすさや楽しさを表現したい採用サイトを考える際に、参考になる事例です。
④ SmartHR 採用サイト|動きのある演出で印象に残る体験をつくる

https://recruit.smarthr.co.jp/
SmartHRの採用サイトです。
注目したいのは、スクロールなどに合わせて変化する動きのある演出です。色が加わっていくような仕掛けが取り入れられており、ページを読み進めること自体を楽しめるデザインになっています。
Webサイトは、紙媒体とは異なり、スクロールやクリックなどの操作に合わせて表現を変えられることも魅力です。
情報を伝えるだけでなく、訪れた人に楽しんでもらえるサイトを目指す場合に、参考になる事例です。
参考サイトを探すなら、Webデザインギャラリーがおすすめ!
「参考になるサイトを探したいけれど、どこから見ればよいか分からない」という方には、さまざまなWebサイトを集めたWebデザインギャラリーがおすすめです。
今回は、デザインのアイデアを探すときに活用したい2つのサイトをご紹介します。
Web Design Garden

https://webdesigngarden.com/
Web Design Gardenは、さまざまなWebサイトを見ながら、デザインのアイデアや表現方法を探せるギャラリーサイトです。
コンテンツの内容からもサイトを探せるため、作りたいコンテンツは決まっていても、具体的なデザインのイメージが固まっていない場合に、参考になる事例を見つけやすいのが魅力です。
気になるサイトを見つけたら、色使いや写真の見せ方、レイアウトなど、どの部分に惹かれたのかを意識してみましょう。複数のサイトを比較することで、自分たちが好むデザインの傾向も見えてきます。
SANKOU!

https://sankoudesign.com/
SANKOU!は、Webデザイン制作の参考になる国内のWebサイトを集めたギャラリーサイトです。
業種やサイトの種類だけでなく、デザインのテイスト、配色、書体、アニメーションなど、さまざまな切り口からサイトを探せるのが特徴です。
また、お気に入りに登録されたサイトを参考にすることで、ほかのユーザーが注目しているデザインを知るきっかけにもなります。
例えば、「採用サイト」「シンプル」「青系の配色」など、目的やイメージに近い条件から探すことで、参考にしたい事例を効率よく見つけられます。
まとめ|参考サイトをヒントに、理想のWebサイトを形にしよう
Webサイトの印象は、色やフォント、写真、余白、動きなど、さまざまな要素の組み合わせによって生まれます。
最初から具体的なイメージが決まっていなくても、問題ありません。まずは気になるWebサイトをいくつか見つけ、「どこが好きなのか」「どのような印象を与えたいのか」を整理することから始めてみましょう。
参考サイトから見つけたアイデアを、自社の魅力や目的に合わせて組み合わせることで、目指したいデザインの方向性も明確になっていきます。
エムトラッドでは、コーポレートサイトや採用サイトなど、さまざまなWebサイトの制作を承っています。「作りたいサイトのイメージがまだ固まっていない」という場合も、ぜひお気軽にご相談ください。

